強くてカッコいい、尊敬すべき女性たち。
特別な技術が必要ないお手伝いさんの仕事。
仕事自体は誰でもできる。とはいえ、大切な子どもや家を預けるとなれば、誰でも良いというわけにはいきません。
異国の地で信頼できる人を見つけ出すのは、至難の業です。
だから大抵、「良い人」は日本人間で引き継いでいきます。これはおそらく、日本人コミュニティ独特の傾向ですが、WIN-WINの良いシステムだなと思います。
現地の人は仕事が途切れず、日本人側も安心して任せられる。
マダムから日本食の作り方を習って、単身赴任者のお弁当まで作ってしまうような、スーパーお手伝いさんもいます。
案の定、彼女は人気者で、常に引っ張りだこ。明るくて魅力的な女性です。お給料交渉はしたたかだそうですが、実力あってのこと。立派だなと、ただ感心してしまいます。
真面目に働いて、
努力で他の人にないスキルを身につけて、
きちんと次の仕事に繋げて、
何年も信頼を積み重ねて、
言うことは言う。
かっこよすぎるでしょう!
これ以上ない、自立の見本じゃないかと、私なんかは思ってしまいます。
女性を支えるお手伝いさんという仕事
女性の働き口として、お手伝いさんという職業はかなり重要だと思います。
ウガンダには、複数の子どもを持つシングルマザーがたくさんいます。曰く、「男は自由で、苦労するのは女ばっかり」。
途上国の女性たちは前向きで、肉体的にも精神的にもたくましいなと感じますが、そうならざるを得ない環境のせいなのかな。
学歴も手に職もない女性でも、生活の中で家事は身につきます。それで、収入を得るチャンスがある。
お給料は少ないし、スキルアップ研修もないし、有休もありません。
曜日ごとに別の家庭を掛け持ちしたり、昇級の交渉をしたりしないと、やっていけない厳しさはどうしてもある。
それでもやっぱり、幅広い年齢の女性たちに開かれた選択肢であることは、大きいと思います。
ちなみに、ビジネスでシングルマザーを支援する日本人の方もいらっしゃいます。
ステキな商品ばかりで、マダムたちにも大人気!
基本一点ものばかりなので、目移りします。
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日本では体験できないお手伝いさんのいる生活
ウガンダで、人生で初めて、お手伝いさんを雇うという体験をしました(現在進行中)。
我が家では週2回、掃除をお願いしています。
洗濯、アイロン、買い出し、料理、ベビーシッター。
まぁ何でも頼めますが、子なし主婦でそれをやってしまったら、終わりです…。
ちなみに、子連れのファミリーになると、お手伝いさんと別に運転手さんを雇う場合も多いです。
私はインドアで基本家にいますし、家事も普通にこなせるので、お手伝いさんは必須ではありません。
とはいえ、ウガンダのローカル事情を知る機会がない私にとって、お手伝いさんとの会話は数少ない情報源のひとつなので、来てもらえてとてもありがたいです。
読んでいただき、ありがとうございました!
それでは、また。